私は比較的経済観念がしっかりしているように思います。
ただ、正規雇用になれずに収入が少ないだけ。。
しっかりしているというか、“もったいないオバケ”なんだと思う。
すぐにもったいないって思っちゃう。
そんな私に
「貧乏くさい」
「あなたみたいに節約頑張るよ!」
私は節約なんてしていないの。
私の生き様ですから努力でもない。
貧乏臭いは今の贅沢三昧の日本で言われてしまうのは仕方がないけど、時代が私についてきていないのでは?
使い捨てマスクもコロナ騒動でみんな使いまわしてるじゃん。
震災後、節電してそれが普通になってるじゃん。
と心では思っているけど、周りのペースに巻き込まれずにやっていきたいのでお口にチャック(古)
たぶん貧乏臭さは生まれつき持っている資質であるのと、家が貧乏だから遠慮して生きてきたのもあるけど、コロナで自宅待機で家に籠もっているので暇でドラクエ9を1から始めたんです。
小学生の頃からファミコンなどゲームをしてきて結構ゲーム三昧の生活を送ってきました。
どんどんハード(ゲーム機本体)が変わっていくから買えなくなってここ10年は遠ざかっていたのですが、最後に買ったニンテンドーDSを引っ張り出してきましたよ。
昔よりもがさつな人間になったのか、ちょっと面倒くさいなぁと思いながらゲームをしています。
ゲームをしている途中で次に何をすべきかもすぐ忘れちゃうし(-_-;)
でも待てよ。
これって私にとってお金の勉強だったのではないかと思いました。
強い武器は高いから、お金が欲しくてモンスターをコツコツ倒してお金を貯めて買う。
コツコツ頑張ったから買えた時の喜びもひとしお。
古くなった武器を売ってお金にする。
もちろんドラクエのお買い物でローンなんて組めないし、分割払いもできない。
自分の懐に見合った買い物しかできない。
これって今となってはありがたい。
遊んでいるつもりが人生のお金の勉強になっているのでは?と今更気が付きました。
子供の頃にお金の教育をすることが大切だと感じた方がいました。
もう亡くなられてしまったけど、ホンマでっかTVで活躍されていた金子哲雄さんは 幼少時にお母さんからお買い物を頼まれて、お釣りがお小遣いと言われて、チラシを見て少しでも安い物を探すようになったそうです。
しかも、お買い得情報を近所の奥様方に教えてあげると喜ばれるのも楽しかったと。
亡くなるとご自身で分かって書き始めた著書もあります。
悲しいはずなのに、どこかプッと笑ってしまう部分があって寝る前に少しだけ読もうと思って止まらず一気に読んでしまって号泣した本です。
健康には人一倍気を付けていらっしゃった理由も分かります。
健康に気をつけていたのに早くなくなってしまったのではなく、気をつけていたからここまで生きてこられた、立派だと思いました。
ご夫婦の愛も素敵でこれは子供だって読めると思います。
読書感想文だって宿題で書いていいと思う。
人を想う、お金の勉強になる・・かは分かりませんが学校の勉強以外にお金の勉強は子供の頃から必要だと思えるきっかけの人でした。