よく“生かされている”という言葉を聞くけれど、今のところ全く意味が分かりません。
死にたい願望は全くなく元気に日々を生きておりますが、生きているのは地球に迷惑をかけていると思っています。
特になんの役割もないのに食べ物を毎日食べて、排泄して、ただ地球を汚しているだけの存在。
貧乏くさいと人から言われるのは、なるべく地球に迷惑をかけないように汚さないようにと思って生きている心理が根底にあるからなのかな? でもみんなはそう思わないから私を貧乏くさいと思うのかしら?
でも日本では貧乏くさい私でも、地球規模ではとんでもない贅沢者だと思うし、何だかんだ考えても思っても生きていくしかないと思うのですが。
あまり生きることを考えると、生きることの延長線上には死があるので深く考えすぎないことも大事ね。
九死に一生を得るという言葉があるけど、こういったことから生還するのを生かされてる?っていうの? ただ生きているだけでも生かされてる? 分からないけど、生きていることが奇跡なんだろうと年齢を重ねるごとに思うようにはなってきました。
病院に行って他の大きな病気が見つかるとか、ずっと症状がなくて見つかった時には手遅れとかそうなると初めから決まっているのかもしれない。
祖母が末期がんだったのにある日突然がんが消滅してその後30経つけど未だ健在。。
誰に出会うかによっても自分の幸福不幸が変わってくるし、本当に不思議。
かなり昔、自宅のインターフォンに丸い小さなシールが貼ってありました。
なにこれ?と思って剥がしたけど、剥がして何かあったら嫌だなぁと思って隣の家のインターフォンを見に行ったら同じく貼ってありました。
勝手に剥がして反対の隣の家には行かず貼ってあるかも分からない状態。
そのことをすっかり忘れて数年後、テレビで
「空き巣が事前に下見をして印を付けていくことがある。シールを張ったり書き込みをしたり・・」
と今では有名になりすぎて空き巣が使えなくなった手といってもいい情報がこの頃は驚きの話でした。
怖いなぁなんて思っていたけど、そういえば(このテレビを見た)数年前に自宅のインターフォンのシール剥がしたな。
シールを貼ってあるか確認しなかった隣の家に空き巣が入ったっけ。。。
と急に思い出して恐怖に震えました。
空き巣が入ったお隣は男性のひとり暮らしだったのですが、ご近所の噂から女性関係のトラブルなんじゃないの?って勝手に思っていたので、本当に空き巣だったのかしら?なんて当時は軽く考えていました。
シールを剥がしていなければ、ウチに入っていたかもしれないと何年も経ってから震え上がりました。
しかも私も留守の時の出来事だったので、警察が来たのも知らないし、近所のおばさんに 「隣に空き巣が入ったらしいけどおたく大丈夫ー?」 って言われて、何を言っていいか分からず「特に何も・・」と答えてそれっきりでした。
お隣さんもそのまま住んでたし。
私の家族も何も起きないのが一番ですが、父が子供の頃トラックにひかれたと思ったら下にすっぽり入り込んで無事だったとか、(末期がんから生還した)おばあちゃんから
「昔お父さんが子供の頃、ストーブの空焚きで一酸化炭素中毒になりかけて、這いつくばって窓を開けて助かったことがあるのよ。家族全滅するところだったわ」
と聞いたこともあります。
九死に一生家族?(^_^;)
父は一酸化炭素中毒やトラックの下敷きになった他にも腸閉塞になって、家にいたらきっと寝れば治ると思って寝てしまったと思うけど、外出先だったので仕事仲間が救急車を呼んでくれて危ないところだったと病院で言われました。
家にいたら救急車を呼ぶなんて考えず、寝ていれば治るだろうと思ってしまっていたと思うので死んでしまっていたのだと思います。
死ぬほどの思いを何度もしているのも可愛そうだと思うので、運がいいのか悪いのか。。
私も血を受け継いでいるのか命と関係ないことばかりかもしれませんが、高校生になったばかりの頃に変な電話がかかってきました。
違う高校の2年生と言っていました。
「仲間内で女子を襲おうって話になっていて、適当に名簿で君を選んだ。様子見で電話かけてみろと言われて・・」
と下っ端だと名乗る男子生徒。
しかも内容バラしちゃダメじゃん?
しかも私が好みとか可愛いとかが理由じゃないのも腑に落ちないし。
とりあえず内容は気に入らないけど、イマイチ話の内容にもピンと来ず、
「あなたも嫌な役割を押し付けられて大変ね」
と言ったら相手は驚いて
「この状況でどうして人の心配なんかできるの?!あんた本当に危ないんだよ!絶対阻止するから任せて!君の学校の3年生で頼りになる先輩がいるから守ってもらえるように頼んでおくよ!」
と言われました。
何この内容? いたずら電話? 自作自演??
1時間位話したので、本当の内容を聞くまで時間はかかっていた気がするけど、全体的にさっぱり意味が分からなかった。
でも助けてくれるって言うし、せっかくだから「ありがとう」と言って電話を切りました。 数日後に学校から帰ると家族から
「○○さんっていう男の人から電話があったよ」
と。 あの時言ってたウチの学校の人?
でも本当に存在するか分からないし折り返してとも言われていないし、その後電話もありませんでした。
それから特に何事もなく無事に学校生活を送れたのですが、ある時一緒にいた友人が学校で
「あ、△部の○○先輩だ!部長で人気なんだよ!」
と言われて慌てて姿を見ました。
だって、あの時私を助けてくれるようにお願いしたという人と同じ名字なんですもの。
学年も一致しているし。
そこにはガタイのいい優しそうな笑顔の男の人がいました。
みんなに本当に慕われていそうな、人のために力を尽くしそうな。 一瞬でも私の力になってくれようとしてくれた人がこの人か。 私の姿を見に来たのかは全く知らないけど、繋がらない不思議なご縁でした。
自分の判断ミスで辛い時期を過ごしたりもしてきましたが、振り返ると大事な場面では無意識に回避できてきたように思います。
良いことも悪いことも積み重ねて今ここにいるんだなぁと思います。
ただ単に、右に曲がる道をたまたま左に曲がった日があっただけで、今とは全く違う人生になっていたのかもしれないし。
悔やまず生きる人生なんてまずない。
全てを受け止めて真摯に向き合って逃げないことが大切だと若い頃は思っていたけど、今は逃げることも大切だと思っています。
ただ、逃げる方向を間違えてはいけない。
みんな必死で生きているんだし、私のことなんかで相談するのは申し訳ないと誰にも相談せずに生きてきたけど、ある時友人が
「私がひとりぽっちで悩んでいるのを隠していたらあなた怒るでしょ?!相談してくれなかったことを私は怒ってるよ!」
と言ってくれました。
悩んで隠さなければ得られない貴重な経験。
後悔はするけど、間違えた選択をしなければ得られなかった経験も多数あります。
逃げる道さえ間違えなければまた新しい道に行けるから、迷いながら悩みながら人を支えたり支えてもらったりしながら生きていっていいのかな?と考え過ぎずにやっていこう。
“力むことなかれ”
大ファンのすゑひろがりず南條さんが少し前にYoutubeチャンネルすゑひろがりず局番内でおっしゃった言葉です。
必要な時に必要な言葉に出会えるのはとてもありがたい。
結構こうやって辛い時や考えすぎている時に救いが目の前にくるというありがたい人生を送っております。
ご先祖様がヤレヤレ世話が焼けると、気にかけてくれているのかな?
文章にすることによって気持ちも整理できるし、迷ったら文章にしたり人に話すと自分の気持に気づいたり整理できたりするので良いかもしれない。