私は小学生の時に中森明菜に一目惚れした。
芸能人とかよく分かっていなかったと思うけど、テレビで歌っている明菜ちゃんがあまりの可愛いかったんだもの。
母に
「この人なんていう人?」
と聞いたら
「中森明菜」
「え、女なのにアキラ?」
「アキナよ」
という会話を交わした記憶がある。
それまでテレビで観たことなかったのかなぁ。
気になっていて知りたかったけど恥ずかしくて聞けなかったのかは覚えていないんだけど。
それからすぐにファンになったのかは覚えていないけど、母に伝えたのか私が明菜ファンだといつの間にか認識してくれていてある日
「夜中の1時のラジオで明菜ちゃんのデビュー曲が流れるらしいよ。録音する?」
って。
デビュー曲のスローモーションは聴いたことなかったから聴きたいけどそんなに遅くまで私のためにお母さん起きていてくれるの?(TT)と大感激。
カセットテープに録ってくれて聴いたけど、バラードの良さがまだ当時の私には分からなくて曲にはそれほど感激できずにお母さんに悪いことしちゃったなぁって思ったっけ。
でもお母さんが録音してくれなかったら私はスローモーションを知らない人生を送っていたからありがとう!って当時は思ったの。
そんな訳ないけど子供の考えってこんなもんよね。
この話を最近母にしたけど全く覚えてないんだって。
ほぼ徹夜の大事件くらいに思ってたけどそこまで苦痛じゃなかったのなら良かったよ。
Youtubeで前半のシングルをまとめてくれた動画を見たけどもちろん全部歌える。
次はどんな曲でどんな衣装だろうと毎回楽しみだったけど、改めて見て“お見事!”の一言に尽きる。
圧倒されちゃった。すごすぎて。
低音のイメージだけど、歌ってみると結構高音も出しているし、誰にも真似できないパフォーマンスと歌唱力。
リメイクして歌える人がいないわけだよ。
他のファンの人と同様幸せでいて欲しい。
愛の気持ちをみんなでたくさん送っているのだからきっと幸せでいて!
見終わったら泣いてたよ私。
大変な世界で生きていたとはいえ、もっと軽やかに生きられたら良かったのかな?なんて勝手に思ったけど、この頃の明菜ちゃんは10代〜20代前半だったもんな。
私も30歳超えるまで何でも真面目に受け止めて逃げずに頑張らねばならぬと思って生きてきてしまった。
あの頃は超年上のお姉さんと思っていたけど、ここまでくると大した年の差は感じないな。
共にここまで生き延びてきましたねとジーンとした思い。
もう表舞台には出てこないのかな?
思い出はたくさんあるから明菜ちゃんが一番やりたい様にやって欲しい。
少し前に明菜ちゃんのコンサートがテレビで放送されたと放送後に知って、観たかった!とショックを受けていたら6/19に好評でまた放送すると聞いて録画したけど地震?のニュースで放送されなかったみたいね。
大事なニュースなら仕方がないけど、次の放送を逃さず観ることができるかドキドキしちゃう。
見たいもの以外は一切テレビ見ないからすぐ忘れちゃうんだよなぁ。
サンタさんにアニバーサリーお願いしたっけ。
懐かしい。
当時はLPレコードだった。
昭和だね。