・文章内に広告が含まれています。・
少し前に図書館で生理ちゃんというマンガを借りた時に、日本に生理用品が発売されたのがアメリカから40年も遅れていて、それまで日本の女性たちは生理の時にとても大変な思いをしていたということを知ったの。
そのことが詳しく書かれている本があるとのことで借りてきた。
母が生理のことをアンネちゃんと言うのは日本で最初に発売された生理用品がアンネナプキンという名前だったからなのかと初めて知った。
どうしてアンネと言うのか聞いてもよかったんだけど、思春期の時に言われたから当時は聞きづらかったのかな。
祖母には「絶対にタンポンは使ってはいけない。取り出せなくなったりするんだからね」と中学生の時に言われてそりゃ怖いと思ってほとんど使ったことがなかったな。
使う機会も特になかったし苦手だし、このまま使わないままでいたい。
祖母が強く言っていたのは、生理用品ができる前は古布をあてがったり綿を詰めたりしていて、綿が取り出せない事例が続出していた時代を知っていたからなんだと本を読んで分かった。
綿を詰めてはいけないと言われても、生活に支障が出るから詰めるのをやめない人が多かったみたい。
かなり前に、昔の人は膣を引き締めてトイレで一気に出すから現代の人みたいにそのまま出ていないという本を読んでいたから、自分で少しでもコントロールできるように引き締める練習とかしていたけど、出血がゼロにはできないでしょうから本当に大変だったんだと思う。
女性たちが大変なのはもちろんだけど、生理用品を作って販売するまでの苦労も描かれていた。
今まで世間から隠すものだったし、女性たちは生理中だと隔離されたり交通機関を利用できなかったりかなり差別的な扱いも受けてきたようだし本当に今CMがたくさん流れているのがすごいことなのかもと思う。
発売までも大変で、発売してからも色々苦労があったみたい。
中学生時代にCMが流れているとなんとなく気まずいと思っていたけど、今の思春期の子たちにとってどういう感覚なのかしら?
全く分からないけど、男性芸能人がCMに出ていることもあるしずいぶん感覚も違うのかね。
ちなみに、この本によると生理用品のテレビCMに最初に登場したのが研ナオコさんだったらしい。
なかなか読み応えのある本だったな。
生理痛が重い人は辛い時期だけでも良いナプキンすると少し痛みが軽減するかも。
使い心地も好き。
もっと早く知りたかった。
PR
PR