ふるべ ゆらゆらと ふるべ

何もなくてもなんとなく毎日張り切ってるおひとりさまです

こびとのくつや方式

幼稚園に通っていた時に、毎月絵本が1冊届くという何かに親が申し込んでくれていたらしく、毎月新しい本が家にきたの。
その中でもこびとのくつやという本が大好きで何度も読んだ。




大人になって友人の子供に勧めて、家に遊びに行った時に読ませてもらったけど書く人によって内容にズレがあるのかね。
なんか私の好きで読んでた内容じゃなかった。
(私の心が薄汚れちまった訳ではないですぞ)




おじいさんとおばあさんが経営している靴屋さんに、あと1足分の革しか残っていなくて、夜中に小人が立派な靴を作り上げるの。
それを売ったら2足分の革が買えて、また小人が2足作って4足分の革のお金になったとかそんな話。



こっそり夜中に老夫婦が小人の存在を知って、あとは自分でお店を立て直すと思って小人に革で洋服を作って置いておいたら喜んで着て出ていったの。
もうこの話が好きだったんだけど、よく考えたら何十年も靴屋を営んでいたであろうおじいさんよりも小人たちの方が腕がある。。。
・・・いやいや、そこは気づかないでおこう。




と、言うわけで、私も自炊の腕は微妙なんだけど調味料を良くしたことで味が美味しく決まることが多くなったの。
美味しいからまた作ろう。
たくさん作るから料理うまくなってる気がする。
あ、これってこびとのくつやみたいに倍の倍の倍な話だとちょっと思っただけ。




いくつまでこの絵本が家にあったか覚えていないけど、こんなにおとなになっても覚えているのだから子供の時に受ける刺激とか経験って本当に大切だなと思うわけ。