かなり昔の話。
友達のリラクゼーションサロンからの帰り、気持ちよかったから眠たくなって、
電車で寝ようと思って目をつぶって座って乗ってたらさ、途中で家族連れが
乗ってきて、私の横の1席が空いてたからおじいさんが5歳くらいの女の子を
抱っこして座ったの。
その子がちっともジッとしてないから結局眠れなくなったけど目をつぶってたら
女の子がおじいさんに向かって、恐らく私のことを
「なんで笑いながら寝てるんだろうね?いつまで寝てるんだろうねぇ?」
って。
そ、そうなの私、今、顔笑ってんの?!って思ったけどいきなり無表情にするのもおかしいし……そんなこと言われても困るんですけどーー。
今は電車で寝ることもほぼなくなったけど、若い頃は本当に掛け持ちでアルバイトをしたりで毎日ヘトヘトだった。
友人が自宅サロンでアロマオイルマッサージをしていたので通うのが本当に癒やしだったのよね。
掛け持ちで働かなければならないほど生活が大変だったけど、当時は唯一のご褒美だったのかな。
今は自分で太白ごま油でマッサージしちゃうけど、あの時の経験はあの時で大切だったのだと振り返って思うのでした。