ふるべ ゆらゆらと ふるべ

何もなくてもなんとなく毎日張り切ってるおひとりさまです

二番目の悪者

図書館で予約をしたけど予約が多くて結構待った。
学校の読み聞かせで人気で大人が読んでも良い話ということなので借りてみたの。
友人が学校でボランティアで読み聞かせをしていると言っていたからこの本知っているか聞いてみよう。




人を騙す人が一番悪いけど、何も考えずに鵜呑みにした人を被害者とは言えないよね。
むしろ加害者にすらなりうる。
今の世の中に通じるものがあるよね。
自分の目で確かめて見極めないといけないけど、なんとなく周りのみんなに合わせて生きていた方が楽。
それが間違えていたとしても自分に影響なければ別にいいや。
そんな人が多いのかも。


私だって考えが足りないことがまだまだたくさんあるけど、人と違うこと言って面倒くさいと思われることも多い。
だって違うことは違うんだもん。
でもそれを訴え続けても誰も聞いてくれないなら意味ないなぁと最近思ってしまう私も悪者に該当するのだろうか。



私が正しいこともあれば、私だけ間違っていることもあると思うけど、まずは自分で考えることが大事。
私たちはロボットじゃないんだからこのままだとそのうちロボット(AIって言うべき?(^_^;))に支配されて生きていくことになっちゃうよー。




大昔に図書館で借りた藤子不二雄(安孫子素雄)先生のマンガで、人間が考えることも歩くこともやめてしまって歩けないからロボットに乗って頭にも何か機械を装着していた(と思う)話を読んで怖かったけどもしかして未来を知っていたのかな?
その本は確か短編集で他にも65歳だったかな?65歳以上はこの世にいらないみたいな怖い内容も載ってた。



今になって何か知ってらっしゃるの?と思ってしまうほど、今があのマンガの未来直前な気がして怖いね。
なので自分で考えることの大切さを子供も大人も気づくきっかけになれば良いという本なんだろうな。
読んだ後は泣きたいような虚しいような気持ちになっちゃった。